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20代の若者の降圧によく使われるβ遮断薬について

血圧を下げる薬(降圧薬)で、現在一番よく使われているのはカルシウム拮抗薬です。
次いでARBと呼ばれるアンジオテンシンII受容体阻害薬です。
これらは、高齢者の降圧によく使われます。
それに対して、20代や30歳代の若年者の降圧によく使われるのが、β遮断薬(ベータブロッカー)です。
β遮断薬は、心臓のポンプ作用を抑えて血流を穏やかにして血圧を下げます。
加えて血管の中を流れる血流量を減らし、末梢の血管を拡張させます。
この3つの作用で血圧を確実に下げようと言うタイプの薬です。
喘息のある人には禁忌となっており、使えません。
また、糖尿病や脂質異常症がある人は、悪化する可能性があるので慎重に投与する必要があります。
β遮断薬は、メリハリがあって20代や30歳代といった若い人には良いのですが、高齢者にとって心臓の機能を低下させると言うのは少々過激になることがあります。
また、高齢者では末梢の血管は広がりにくいので、あまり効果がないかもしれません。
加えて、高齢者は糖尿病や脂質異常症を合併してることも多いので、第一選択薬としてβ遮断薬を使うことはあまりありません。
高齢者の場合はカルシウム拮抗薬やARBが第一選択薬となることが多いです。
しかし、20代や30歳代の若い人では、糖尿病や脂質異常症などの合併症がないことが多いので、強い味方となります。
狭心症や心筋梗塞、頻脈などで好んで使われています。
血圧を下げるために薬が行っている作用には、心臓ポンプ作用を弱める、血流量を少なくする、末梢血管を広げる、と3つあります。
この3つの作用をすべて持ち合わせている降圧薬は、β遮断薬だけです。
β遮断薬には商品名で言うと、メインテート、テノーミン、インデラル、などがあります。

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