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降圧薬など口渇を促進する原因

口渇(ドライマウス)はここ最近注目されている症状で、加齢などが原因で口の中の分泌物が減少し口内が乾きやすくなる事を言い、この口渇起因で様々なトラブルが発生するようになります。
国内でもこの口渇の症状に悩まされている人は約3000万人いると言われています。
口渇の主な患者は中高年の層が多く、中でも更年期の女性によくみられるようです。
これは唾液を生み出す唾液腺などの外分泌腺が性ホルモンによる影響を受けやすいため、女性ホルモンが減少し始める更年期での発生が多くなりやすいからです。
また更年期の不安を抑えるための抗うつ剤も副作用として口渇を促進してしまうという点も指摘されています。
以前は降圧剤などの副作用で口渇が促進されやすい50代から70代の女性の患者が多かったのですが、最近では口臭で悩み通院した30代から40代の女性から口渇を訴える患者さんが増えてきたようです。
ただ意外な事に、この口渇(ドライマウス)は正式な病気としては認められておらず、ただの自覚症状として分類されているだけになります。
このドライマウスの症状としては口の中が乾いてネバネバしたり、喋りにくくなっていたり、夜起きて水が飲みたくなる事が多いなどがあります。
ドライマウスは単に口が渇いて不快というだけにとどまらず、食べ物が上手く呑み込めず窒息を起こしたり、痰で排出するはずの雑菌gな肺に侵入し肺炎の原因になったり、口内が乾燥することで雑菌が発生しやすくなったりと場合によっては命の危険につながる事もあります。
このドライマウスの原因としては抗うつ剤や降圧剤などの薬の副作用が原因で促進されることが多いです。
とはいえ降圧剤や抗うつ剤などの薬の投与をやめるわけにはいかないため加湿器やお酒・たばこを控えるなどの対処療法が主になるでしょう。

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